2020年8月17日
8月1日(土)「薬剤と口腔疾患〜ビスホスホネート製剤と顎骨壊死・⻭科での抗菌薬使⽤について〜」を開催しました

8月1日(土)は「薬剤と口腔疾患〜ビスホスホネート製剤と顎骨壊死・⻭科での抗菌薬使⽤について〜」を講師の鹿児島大学 比地岡浩志先生にご講演いただき、zoomによるリモート講座を開催いたしました。
本講座では、「歯科診療におけるパラダイムシフト~抗菌薬、顎骨壊死の最新トピック」という演題で歯科領域の治療で用いられる抗菌薬使用や顎骨壊死について学習しました。

薬剤耐性(AMR)について近年問題視されている状況で歯科治療においても抗菌薬を使用します。歯科における感染症(歯性感染症)や抗菌薬の予防投与も含めて抗菌薬の適正使用について学び、先生が所属されている鹿児島大学でのAMR対策の現状などについてもお話をいただきました。
また、薬剤師としては調剤する機会の多いビスホスホネート製剤による副作用の顎骨壊死(ARONJ)についても実際の症例写真なども交えながら学びました。口腔内に問題を抱えている患者さんほど顎骨壊死のリスクが高いことなどから薬剤師が口腔ケアを推奨することで副作用リスクを軽減できることも学びました。


≪参加者の声≫
・BP製剤の副作用が顎骨壊死というのは国家試験勉強の時から馴染み深いものでした。しかし、実際に現場に出てみたら、上記にも書いた様にそのような症状で悩まれている患者様に出会った事がなかったため、今回受講しようと思ったきっかけの一つでもあります。今回の学びを活かして、歯科受診勧奨や口腔ケアなどを服薬指導で活かしていきたいと思います。

・今回勤め先での抗がん剤患者によく使用されているビスホネート系の薬剤(アクトネル等)を使った際の副作用として知られる「顎骨壊死」について、その症状を詳しく知ることができたのは大変有意義でありました。こうした臨床で使われる薬で注意するべき副作用だとは言われていましたが、具体的な症状や経過を理解する機会は最近あまりないのでよかったです。ありがとうございました。

・普段から抗菌薬やBP製剤は触れることも多いですが、きちんと理解できていなかった情報も多くあり、今回改めて知ることができてよかったと思います。また、MRONJという言葉を今回初めて知りました。実際の症例も交え教えていただいたので、より分かりやすかったです。今回学んだことを今後の業務に活かしていけるよう頑張ります。ありがとうございました。

・抗菌薬、ARONJに関しては、日常業務で避けることのできないテーマでした。よりレベルアップした薬剤師業務を行うために、本講演での学びを活用できればと考えます。貴重なご講演、誠にありがとうございました。

・今まではビスホスホネート系では顎骨壊死が起こりうるという大まかな知識しか無かったのですが具体的な症例を見ることでどういった症状が現れるのか実感が出来、またリスク因子が知れ参考になりました。

・Zoomでの講義初めてでした。先生が分かりやすく話してくださり、また資料もとても見やすかったので非常に勉強になりました。業務に活かしていきたいと思います。本日はありがとうございました。


薬学ゼミナール生涯学習センターでは、これからも薬剤師の方のためになる内容を企画開催していきます。

ご参加お待ちしております。

一般社団法人薬学ゼミナール生涯学習センター 事務局


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