2018年10月18日
10月14日(日)「患者さん中心の医療と多職種連携の実践~かかりつけ薬剤師として基本になるBPSモデルを学ぶ~」を開催しました

10月14日(日)は「患者さん中心の医療と多職種連携の実践~かかりつけ薬剤師として基本になるBPSモデルを学ぶ~」を薬学ゼミナール新宿教室に講師として、筑波大学 吉本 尚先生をお招きし、全国8教室(札幌、仙台、名古屋、金沢、大阪、広島、博多)Live配信で開催しました。
かかりつけ薬剤師として、患者様とのコミュニケーションは、薬剤師のみならず、臨床において医療従事者にますます求められているなかで、本講座で生物心理社会(BPS)モデルを通じて患者様を全人的に捉える視点を醸成し、さらに薬剤師が多職種と連携する上で必要となる能力(コンピテンシー)について、講義とグループディスカッションを挟みながらご講演いただきました。

第1部では、総合診療を学ぶ上での基本として、まず対人業務を深めるために必要なBPSモデルの考え方についてモデルケースをご提示いただき、グループ内でディスカッションを行いながら学びました。
第2部では、患者中心の医療について、病気、症状だけではなく患者さんの社会的背景を理解し、共通基盤を見出しながら患者さんとの信頼関係を構築していくことがかかりつけ薬剤師としての大切な役割であることをグループ内でディスカッションを行いながら学びました。
最後の第3部では、多職種連携コンピテンシーについてグループ内でディスカッションを行いながら、患者様本人、ご家族を含め、そこに関わる多職種全員が共通の目標を設定し、多職種を理解し、また自職種を省みることで生まれる連携協働の大切さについてを学び、大変有意義な講座となりました。

≪参加者の声≫
・今回の講座を受けて、いつも患者さんと接する時は薬に関することばかりに気を取られていることに気づかされました。これからはもっと患者さんのバックグラウンドや考えていることにも対応できるようになれたらと思いました。また、多職種連携については、まだまだできていない部分も多くあったので、多職種の職能を理解したり、コミュニケーションの取り方を考えたり、定期的に多職種間コミュニケーションの為にカンファレンスを行えたら良いのかと思いました。また、日々の勉強もきちんとしていこうと改めて思いました。

・一つの症例をとっても、様々な原因が考えられるということを知ることができました。仕事ではなかなか患者家族についてまで薬剤師が聞き取りを行うという機会はありませんが、明日からの仕事に活かせそうなことも多くあったので実践してみようと思いました。また、ディスカッション中に他の人から色々な話や意見が聞けたのでとても勉強になりました。

・これまで、多職種連携の中心は一人の患者さんしかイメージしたことがありませんでしたが、今回ディスカッションした事例では、医師-薬剤師の連携で患者様同士の結びつきを知ることとなりました。患者さん中心の医療というと患者さん一人のことを思いがちでしたが、その背景、周囲も含めて目を向けて治療にあたるようにしなければならないなと思いました。新たな気づきがあり、とても勉強になりました。

・今までの視点より、患者様と向かい合う場面で視野が広がったように感じました。大変参考になりました。今後の対応、ケアに使えるよう、努力致します。

・日常業務の中で患者中心と考えたことがあまりなく、とても良い機会になりました。現在かかりつけ薬剤師を取ろうとしているところで、今後の仕事にすごく役立つと思いました。家族のライフステージも見落としがちな視点だなと思いました。家族、多職種と一緒に一つのゴールに向かっていくように明日からの仕事に活かしたいと思います。

・日頃より在宅をメインとした業務を行っております。常に患者さんを中心に考え、患者さんがどうしたいのか、どうなりたいのかを考えながら仕事をしているつもりでした。ただ、全てにおいて上手くはいかず、特に多職種との連携に苦慮することも多くあり、日々悩みながら進めております。今回、吉本先生のお話を拝聴させていただき、改めて多職種連携の有り方を見直す機会になりました。とても有意義な時間でした。ありがとうございました。


薬学ゼミナール生涯学習センターでは、これからも薬剤師の方のためになる内容を企画開催していきます。

ご参加お待ちしております。

一般社団法人薬学ゼミナール生涯学習センター 事務局


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